やきもの散歩道 窯や 山光作品集        城主 チョン髷陶工

尾張の国(常滑)
城主 チョン髷陶工
窯や 山光
山 田 光 男
(以後文中では、山光さんで表示)

窯や山光さんとのお付き合いが始まり30数年になるのかな、
ある日に窯や山光さんの工房にお邪魔した時に、
屋久島杉の地板(花台)を持参して、空の下さつきしか、持っていない、
鉢を作って頂きました。
鉢の大きさは、高さ170o 間口480o 奥行370o 
額の中に屋久島杉の木目を入れて頂いた。
鉢の紹介と、窯や山光さんの工房にお邪魔するたびに、
写真を撮らせて頂いた記録を基に
窯や山光さんの略歴書に記録されている、作品の一部を、
空の下さつきが持っている写真で
窯や山光さんの作品を紹介させて頂きます。
ホームページ公開については了承を頂いています。

最近の窯や 山光さんの横顔、

常滑競艇場で、毎年8月に行われる、

常滑まつりの会場内の、常滑陶彫会売店にて。
屋久島杉の木目(鉢の額の中に入れて頂く、予定をしていた木目)
3等分に切って地板(花台)として使用していた物を

窯や 山光さんの工房に持っていき、

木目を鉢の額の中に入れて焼成して頂く

額の中に焼成された木目、

地板と合わせて見ました、間口480o(表面)
奥行370oの部分
間口480o(裏面)

表面と裏面と書きましたが、

どちらでも好きな方で表面にする事が出来ます。
自分で屋久島杉の木目を研ぎだして、

額に木目を入れて頂いたので、

見出しに

空の下さつきだけが持っている

窯や 山光作 額の中に屋久島杉の木目入り鉢と書かせて頂きました。
鉢の底面と額の中に木目、全体を写す
手書きされた 落款 山田山光作

出来上がってから、

こんな面倒臭いことは二度としないぞと笑って見えました

冗談だと思いますが、作った俺が買い戻したい位、

上手に出来上がった、と言って見えました。
窯や 山光さん略歴書の表紙

過去の私の記録写真を使って

山光さん略歴書から作品の一部を

紹介させて頂きます




1981年3月(昭和56年)

つり鐘窯(窯の外枠が上部に上昇をして作品の出し入れが楽に出来る、又作品が手に取るようにみえる窯)を

窯や 山光さん自作で窯を作製されて。初釜で焼成された作品
1981年6月大茶会

大茶碗で抹茶をたてて、大茶碗で回し飲みで抹茶を頂きました。
1985年5月

水琴窟の音色を壺の中に再現



私も手作り卓上水琴窟を作って見ました

私が作った卓上卓上水琴窟へ
1988年6月

日本一大盆栽鉢と作者の窯や 山光さん
7尺×4尺×高さ尺7寸の日本一大盆栽鉢を無傷で完成
1988年10月

常滑焼巨大招き猫(高さ5m直径3m)を製作

平成元年5月に完成

写真はモデルになった、招き猫と巨大招き猫の足の部分。
横から見た寸法図(設計図)左側の人と巨大招き猫
比較して見て下さい。
窯や 山光さんと巨大招き猫の顔の一部
空の下さつきも、窯や 山光さんにシャツターを押して頂きました、48歳若かったなー・・・
製作前にテスト的に作られた、発砲スチロールの実物大の巨大招き猫に

色付けされて名鉄常滑駅前に飾られていました。
1989年7月

名古屋デザイン博の名古屋城会場に世界一巨大招き猫をメインとして出展

搬入時の新聞記事
名古屋城会場、正門入り口近くに設置された、巨大招き猫、

多くの方がおとずれ見上げて見えました。
デザイン博終了後は、名古屋城会場から

常滑競艇場に移設されて、綺麗に塗装されて現在も鎮座している。



巨大招き猫制作過程へ
1998年7月

常滑 焼き物 散歩道に、昔土管を焼いていた 窯をそのまま使い

ギャラリー窯やをオープンする。

窯やギャラリー前に

日本一大盆栽鉢と 大きい急須と 考える人の三点が飾られている。
窯の火の管理をしていた焚口も、ギャラリーになっている

2004年4月

土管を筒に使い、長さ1.5m 重さ150kgの万華鏡
今でも実際に体験できる。

2001年10月

現時点、常滑の内で一番大きい急須(千人分のお茶が出せる)急須を見る事も出来る。
2000年2月

大般若面と窯や 山光さんチョン髷が似合いますね…

右は翁面実物大の発砲スチロールの原型


令和元年(2019年)頃にやきもの散歩道

窯や山光のお店を退去した時に

窯やの看板 般若面や翁面は粉砕処理をしてしまったとお聞きしました
2002年2月

大般若面(2.5m)一枚焼を造り 窯やの看板にする。
2002年8月

2.5m一枚焼きの翁面を造り

ギャラリー 窯や の中に(広さ20畳)展示する。

ギャラリー内には、大 小さまざまの作品が展示されている、

焼き物散歩道に、おいでの際には是非覘いてみては、空の下さつきお進めの、ギャラリーです。

ギャラリー内の天井に、又 壁一面に昔土管を焼いていた時の釉薬が付着していて、

陶芸関係を趣味にして見える方は必見。
ギャラリー 窯や

昔土管を焼いていた、窯の入り口、翁面も大きいですね・・・・

大 小さまざまの作品が展示販売されている。
2002年7月

人魚姫を製作中の窯や 山光さん

奥に見えるタヌキも大きいですね・・・・
2002年9月

四つ足で立つ焼き物で出来た馬では最大(仔馬の大きさ)を完成する。

お邪魔した時は乾燥中でした。
ここから

我が家にある 窯や 山光さんの作品を紹介します。

壺からヒント得たと聞いている両面タヌキ

こちらがメスタヌキ、ふくよかなオッパイがめだちますね・・・・

下の龍巻き鉢も窯や 山光さんの作品大きさは木目鉢と同じです。
くるり回って、オスのタヌキがポッテリお腹が、この作品は考案されて間がない頃の物?
トップページの目次に回り舞台の中に色々紹介して有りますように

この作品も2場面で、庭園の中に、両面タヌキを使い展示しました。

この場面はメスタヌキが
くるり半周してオスタヌキが

数秒間停止させ、次の場面への繰り返しで展示しました・・・
空の下さつきは辰年生まれ、記念に飾り皿、中心に龍の字

周囲に昇り龍と下り龍の飾り皿
この恵比寿さんもタヌキと同じように両面ほどこされている
くるり回れば大黒さんが

この作品は数量限定 100体中の91番目の作品
最近の窯や 山光さんは、陶器の樽に力を入れておられる様だ、

陶器による清酒貯蔵試験をM株式会社 技術研究チームによりテストを・・・

材質試験データーを見せて下さいました。
実物大の食品陶器の樽

テスト結果によつては、大きい容器を作ることも可能と言って見えました。



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窯や山光さん仕事場へ 久し振りにお邪魔しました


2011年2月10日更新

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