芯食い虫の生態と被害


前年の秋に、蕾の中に産卵して蕾の中で越冬したのか、花が咲きだす頃に芯食い虫が孵化発生します、芯食い虫の幼虫や成虫、又被害状況について私なりに写した写真をご覧下さい、                    蕾の食害ににしろ、花後の芽先の食害にしろ駆除しなければ、駆除については、私は殺虫剤の「カルホス」「スミチオン」「ディプテレップス」乳剤の1000倍液を散布して、駆除しています。

芯食い虫に食害された初冠雪の花、咲き始めた花がこのようにポッカリと、見にくい状態になってしまいます。
このような、蕾を見たら要注意。
取り除いて、中を見てみると幼虫と糞で雄蕊雌蕊は、無く花びらも食害され花開く力無し
食害された、大江山レンゲツツジ。
美味そうに、食害をしている芯食い虫。
食害部分を捜して見たら、沢山いました。
芯食い虫の繭(芯食い虫の蛹を保護する包被)
芯食い虫の成虫(ベニハモンガ)大きさは約1センチくらいかな。
8月頃の芯食い虫。
芽先の美味しい樹液を沢山吸い、丸々太った芯食い虫。(なぜか栄冠の写真がはいてしまいました)
大きさは、ご覧の大きさです。
芯食い虫に樹液を吸われた枝先は写真のように枯れ葉になります、一棚全部食害されて枯れ葉状になることも有ります、その枝は来年、花芽まったく付かないことも有る。
美味しい樹液を沢山吸って丸々太った幼虫は、この様な繭になり、一定期間さなぎで過ごして。
成虫になり、年間3〜4回繰り返して発生するのではないかと思います。


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